代表あいさつ

MESSAGE FROM THE PRESIDENT

代表メッセージ

新しい会社サイトのキャッチフレーズにも掲げましたが、「ものづくり」のできる人をとにかく増やすことが事業の根幹だと考えています。振り返ってみても、そこは創業以来あまり変わっていないところだと思っています。
とはいえ、IT事業者という点では、事業として取り組んでいることも実際の事業の中身も大きく変化しています。

ですから、ここでのメッセージは、「ものづくり」ができるとはどういうことかという考えの根っこをまずお伝えしたい。それから、エンジニアとしてその仕事を続けていく心構えとでもいうべきことをメッセージとして発信させていただきたいと思います。



エンジニアの「質」=魅力

「ものづくり」ができるということと、技術力がある、技術がわかるということは意味が違います。

よく例え話として、語られることです。優秀なエンジニアが揃っている100人の集団があります。皆さん優秀なので、どんなシステムでも作りあげられるだろうと、多くの方が想像されますが、こういう場合、その開発プロジェクトはうまくいきません。破綻します。

「開発の失敗」などに本当によくあるケースなのですが、優秀なエンジニアが揃っているという条件以外に、リーダーとなれる人材、プロジェクトマネージャーとなれる人材が必ず必要なのです。
100人のプロジェクトなら少なくとも10人はそうした人材が必要です。

そうした技術以外の要素を、私はエンジニアの「質」と呼んでいます。
その中身を語ると、「自己形成」と「社会化」と分けられるかも知れません。もっと違う言葉で語れば、「社会化」とは気くばりや気づかいができること。
それらを含めて、さらに異なる言葉で表現すると、人としての魅力が備わっていること、と言えるのではないかと思います。
人としての「深み」とか。
実際に、当社のエンジニアは、魅力のある人ですよねとクライアント先からお褒めいただくこともあります。とても、嬉しいことだと思っています。

自分ならではのエンジニアの道

次に、エンジニアとしての心構えという点をお話しましょう。

新卒採用のエンジニアはもちろん、初心者からエンジニアになりたい、と採用の門を叩いていただく方々が相当数おられます。そういう方々のための研修プログラムは、改めて声を大にして伝えますが、とても完成度の高い優秀なプログラムだと思っています。
在籍中の幹部社員から今年度の新人まで全員が体験していますし、随時新しい内容も加わってプログラムそのものが更新されてきました。その研修を経て、エンジニアとしての道が開かれます。

それは、エンジニア一人ひとりの個性や考え方によって幾つもの道があります。

それを会社で規定しようとは考えていません。でも、その人になにか意識があれば、それを応援するという意味であるプロジェクトの参加を促すということはおそらくたくさんあります。
エンジニアの成長機会とは、やはり参加したプロジェクトの規模や数や経験に依存するものだからです。
みなに、多くの経験を経ていただいて、自分ならではのエンジニア像をつかんで欲しいと願っています。

勉強は終わらない

本年度からは、さらに会社からの成長支援として幾つかの施策も始めていきます。

有志勉強会開催への支援。資格取得に対する補助制度。事業アイデアへの支援などなど。当社はIT関連企業、エンジニアリング企業ですが、この分野の事業環境もまだまだ変わってきます。
冒頭でも述べましたが、そもそも10年前にはアプリ開発などは始まっていませんし、スマホアプリ(サイト)開発もWeb開発の主役ではありませんでした。
スマホデバイスの誕生は大きな変化でした。

エンジニアの成長という点でも同様だと思うのです。これからまだまだ新しいテクノロジーは生まれますし、脚光を浴びるテクノロジーが変化するかも知れません。研究・開発の部門では、常に5年先を見て、と話していますが、新しいテクノロジーに貪欲なことも非常に大切だと思います。勉強は終わらない、というのもこの業界の特徴なのではないでしょうか。

時代の閉塞感に呑み込まれない企業でありたい

将来的にということで、これから取り組もうと考えていることも同様の考え方に重きをおいています。

特定「領域」を確保するという言葉を使っていますが、ある特定分野で特定の人たちが活躍できる仕組みを作り上げたいのです。
これは、メーカーとの共同での取り組みでもよいかと思っています。考えるのは、50代になったからと言って、そこで終わらない「働き方」の好循環(エコシステム)の構築。終身雇用ということは、これからの会社では語れないと考えるけれど、新しい仕組みを生み出すことができるのではないか。
これは、未来につながる仕組みづくりをするIT事業者として、時代の閉塞感に呑み込まれない企業でありたいという矜持でもあります。

みなさんと一緒にIT技術を軸とした確かな未来を築き上げたいと思うのです。

Quest-Com株式会社
代表取締役社長 中西 信吾